🔷欲しいのは身体の調和〜ヨガでの気付き

長年、敬遠してきたヨガを始めて3ヶ月が経ちました。

元は3秒も持たなかったブリッチが、今では20秒が楽にできるようになった!

これは自慢です。笑

子供の頃は大得意だったブリッチなのに、3秒も静止できなかった年末・・。腕で身体を持ち上げられなかった。腕の力が全体に伝わらなかった。脚で身体を持ち上げられなかった。自分の衰え具合に驚愕しました。20数年舞台に立って来て全く運動をしていない訳でもないのに!と。

ただ、身体全体の調和が著しく欠けている事を実感させられました。

そんな頃に、Netflixの『ヒョリの民泊』をふと観て、韓国の歌手、イ・ヒョリさんのヨガマスターぶりに惚れ惚れし、ようやく重い腰をあげてヨガをやり始めました。youtubeには良い動画がたくさん挙がっていました。有難い事です。

https://yasuko-sado.com/2021/01/page/3/

1つ1つの動作を見れば、そのポーズを取ること自体は難しいことではないですが、フロー(流れるように動く)する事は簡単ではなく、また 身体を全くコントロールできない事が悔しくて、毎日少しずつですが継続してきました。

“脚の力を全体に伝える“ 、それは頭で思うよりも簡単ではない。

ヨガで『脚を強く〜』と言われると、何とか踏ん張ろうとする。それが他の筋肉にも及び体全体が引き締まっていくことになる。でも、こんなにも身体にテンションをかけないといけないものだったの?

眼からウロコでした。

7年ほど前、劇団四季時代に半月板を損傷をしてしまった際、あちこちの病院で言われたのは『脚力がないですね、特に膝の上の筋肉が使われてない』と言われて、『いやいや そんな筈はないです、私は運動をずっとやってきたし、舞台で踊っているんですから』と聞き流していました。今考えれば当然のこと、あの激しいダンスをこなすだけの筋力は全く足りていなかった。身体の使い方が分かっていなかった。そして脚の力を身体全体に及ばす方法も理解できて居なかった、、色々な反省があります。

しかしながら、半月板の損傷以外に大きな怪我などもなく来れたこと自体は、実は奇跡だったのかもしれません。それは毎週の鍼治療やマッサージのお陰であり、先生方のご尽力だったのだと思います。⏩感謝しかないです✨☺️🙏

先日フェルデンクライスの家本先生から言われました。『貴女はいつも身体がちょっとしんどそうだものね・・。』それは私に体力がなく疲れやすい事に起因している、と思っていましたが、もしかしたら“身体の使い方“から来てることなのかもしれません。

今、それを学ぶ時期が訪れているのだと思います。ようやく “その時“がやってきたと言う事なんですね。

もし貴女の中で、何か凝り固まっているものがあるとしたら、また他の考え方に目を向ける柔軟性に欠けている、と言う時には、もしかしたらその頑なさは身体の使い方から起因している事なのかもしれません。思考がそのような身体を生んでいる可能性もあります。

自分の身体を知る事もまた自分を知る事で、使い方(付き合い方)もわかり、バランスが取れるようになり、全体に調和が生まれます。つまりは楽になる・・。

身体の事、もっと勉強したくなっています。

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