🔷音=音楽か?〜映画『えんとつ町のプペル』の感想記

本日は映画『えんとつ町のプペル』をようやく見ることができました。


長かったロングランも3月4日で終わるそうで、ギリギリでした。昨年の12月25日に始まって3月4日に終わる…封切りされた時にこんな長い期間ロングランになるだなんて、誰が想像したでしょうか…。


上演の最中に吉本興業という巨大な母体から離れることを発表した西野亮廣さん(原作、総指揮者)ですが、毎朝の記事から、最後まで集客活動に邁進した凄まじい努力と執念を感じ、感動していました。実は私も、西野さんのオンラインサロンのメンバーの一人です。

『えんとつ町のプペル』は、ご存知のように劇団四季の後輩である小野功司くんが、昨年ニューヨークで舞台を製作し、オフブロードウェイの劇場で上演するはずでした。それがコロナ渦により叶わなくなり、急遽オンラインでの配信に変更、発表を以って一旦その活動を収めました。

⏬その時の記事です。

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そして今度はこの映画の大ヒットを引っさげて、今年の秋に日本で、西野さん演出のミュージカル版として登場する舞台の制作スタッフとして、日夜動いています。

 私は原作である絵本は見ていないので、本日 本当に初めて西野さんの作品の世界観に接しました。なるほど彼が伝えたいメッセージはよく理解出来、共感しました。

異端を排除する社会、真実から目を背けさせる権力、異なる意見を持つことを許さない空気、風潮…。それらは今の日本の姿と重なりあっていて、やるせなく、苦しく悲しい。


でも、、それが物語となった時に、どのような表現やストーリーでそれを現して行くのかは、とても難しい作業であると言う事も思いました。

音が聞こえてくるが、果たしてそれは音楽と言えるのか?といった感覚かと。(上から目線でごめんなさい)


エピソードをどうストーリーに繋げていくのか・・。ストーリーの膨らみ、交差、足し算引き算・駆け引き…。私は全く経験したことがありませんが台本作りは、天才西野さんを以ってしても、とても難しい作業なのだな、と改めて感じました。とは言え上映中は何度も涙しましたが。

声優は、ルビッチの芦田愛菜さんが大変素晴らしく、また國村隼さんもやはり存在感がありました。スコップの藤森さんも楽しい!タイトルロールのプペルを演じた窪田正孝さんは、独特な音色のお声。あの役に命を吹き込むのは、相当にご苦労をされたんでは、と推測します。自我を出し過ぎたらまた余計な色がついてしまうし、ノーブル過ぎてもまた違うでしょうし。

そしてBGM はオーケストレーションが素晴らしく、とても贅沢な響きでした。


最後のエンドロールでは、こんなにも沢山の方が関わってこの作品が出来上がってるのかと、またその数にも驚愕しました。皆さんのご苦労を想います・・。小野君の大変さを知っているだけに、何だか皆さんが小野くんのように愛しく感じてきました(笑)


そして、本当に最後の最後に、【製作総指揮・原案・脚本 西野亮廣】・・!!
あの名前のクレジットの出し方は、最高にカッコいい❗️痺れました。


関係者の皆様、大変お疲れ様でした。

秋のミュージカル版プペルを、楽しみに待ちたいと思います。そしてこの作品のオファーは、いつでも受けます。笑

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