🔷若い蕾と『王様と私』

2月に入りました・・益々陽が長くなり春の訪れを感じる今日この頃です。

例え緊急宣言が延期されたとしても、身近な春を感じて丁寧に暮らして行きたいものです。

週末は、私が教えている生徒たちの試演会でした。(会場には藤本牧師先生のご好意で、インマヌエル高津教会お借りしました)

ステンドグラスの窓に天井が高く、よく反響する教会堂。生徒には、自分が歌う試験曲の作品研究も課題に出し、発表させました。

皆、頑張りましたが、最も会衆の心を動かしたのは、一番年下の受験生。初めから3オクターブ半の音域を持っていた彼女は、声楽のレッスンを始めてまだ半年。

基礎がようやくわかってきたかな・・という所で抜けている事も多々ありますが、表現力は卓越している。

そこに居た者全てが “人の心が動く“ とはどういう事なのか、と考えたさせられた瞬間でした。

さて今週は、その学生たちの後期試験。そして受験生は正念場。日々お稽古を積み重ねてきた事を信じて、頑張って欲しいと思います。体調を崩さずに無事に終われる事を祈るのみです・・。🍀🍀

そして皆様にご報告を。

この2月から、埼玉の草加市にあるミュージカルスクールで、舞台を目指す子供たちの指導にあたる事になりました。こちらのスクールはまだ開校して数年ですが、あちこちの舞台のオーディションに合格者を出し始めている熱いスクールです✨

▪️Shanti3キッズミュージカルスクールhttps://www.kidsmusical-shanti3.com/

私は今現在、自分の活動の他にプロを目指す若者の為の私塾の主宰しており、また昭和音楽大学での授業も担当しています。この上でさらに子役まで引き受けられるだろうか、としばし考えましたが、経営者のY子さんの熱意に背中を押されて参加する運びとなりました。

他のスクールと違う所は講師が全員、いまも舞台に立っている現役の演者である、という事です。そして講師たちも連携し、子供たちの成長をチームで見守莉、指導して行きます。

平日の月曜日は、私の仲間たちが基礎のクラスを受け持ちます。

*作曲・指揮者の高崎真介さんはソルフェージュや作曲、アンサンブルを。

*老舗の劇団 民藝の女優 石巻美香さんはお芝居や、身体や心の解放を。

*声楽家 竹之内希美さんは、歌唱や合唱を。

そして舞台に立つことを目指す子供に向けて私が担当するのは、土曜日のプロコース①②です。

参加は年長さんからになりますので、ご興味がある方はぜひHPをご覧下さい。⏩https://www.kidsmusical-shanti3.com/

さて余談ですが、生徒の一人が試験曲に『王様と私』のタプチムのナンバーを選んだので、私の古い舞台写真を掘り出してみました。1998年版、青山劇場〜名古屋・中日劇場〜大阪・飛天劇場と、タプチムを演じた一年でした。劇団四季に入るずっと前の事です。しんどい役ではありましたが、素晴らしく輝かしい経験、そして愛おしく懐かしい写真たち・・。

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