🔷劇団四季『コーラスライン』観劇記〜プロへの道

お天気に恵まれた連休、皆さんはどうお過ごしでしたか?

私は先述の、NYで頑張る後輩の舞台配信を観たり韓国映画を観たりで、観劇三昧でした。

(事情により更新が遅くなりました事、ゴメンなさい・・💦)

連休最後の本日は、劇団四季『コーラスライン』を観劇。@相模大野グリーンシアター。

古巣である四季の舞台を観るのは、実は随分久しぶりの事です。

若手だった後輩たちが立派に演じているのが、眩しかったり誇らしかったり。

また何度も見ている作品なのに、初めて聞いた様に感じる台詞もあって、新たな発見があったり。観客は大人が多い様でした。お客様の集中も高かった。年月を経ても変わらない作品のテーマが刺さっている様子。。

劇団というのはつくづく有難い。先輩方が流した汗と涙が、作品に凝縮されているのだから。私が『CATS』に出演している時には、その凝縮とお客様の作品愛が逆にプレッシャーとなり、苦しくなった時も有りましたが、今となってはそんな経験すらも愛おしいです。

この作品は、特に経験者が次のキャストに稽古をつけたり教えている場面も何度も見ていました。(ある日の事、食堂の片隅で、初演のリチー役の深見さんが腰を周して後輩にニュアンスを教えている時は、本当にびっくりしながらも感動したのをよく覚えています。そう、初演メンバーは “そのニュアンスは遺伝子に入り込んでます“ というぐらいに、忘れようもないのですから・・笑)

初演の頃にその演出が付いた経緯やいろんな経験を共有する事ができ、大変羨ましくそれ見ていた記憶があります。私にはダンスの基礎がないので、この作品に関わる事は決して出来ない事でしたが、私にはいつまでも憧れの作品です。

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しかし、私はなぜ急に思い立って『コーラスライン』を見に行ったのだろう・・??

自分でも不思議です・・。でも衝動には従うのがモットーな私です。☺️

私が主宰するプロコースで、『コーラスライン』に挑戦する生徒が増えてきたせいか、先週、勤務する大学の試験で、聞いたからか・・?

多分、、

初めてこの作品をみた15歳の自分に還りたかったから・・❗️😚😌❗️

日生劇場の一番後ろで、初めて劇団四季の舞台を観た私は、ミュージカルの事は何にも知らない田舎娘だったけど、

帰宅した後には、『ワン〜』と上がらない足をあげながら歌っていたのを思い出す。(笑)

情報は何もなかった。ダンスレッスンも何もした事もない。どうしたら役者になれるのかなんて、周りにも聞ける人も居なかった・・。

でも私の心はあの日に決まっていた。あの舞台に立つと❣️

その後、本当にプロになった経緯を、今から考えてみれば“奇跡“としか言いようの無い事だ。

決して勤勉でもなく忍耐強くもない、ごくごく普通の田舎娘だったのだから。

でも、自分の夢を恥ずかしくてなかなか言えなかった青春時代にだって、いつも心の奥深くで思っていたのは、『あの舞台に立つ❣️』だった。そして大好きな世界へ突撃して行った。

今、随分と時は流れたけど、やっぱり自分の心の奥深くにある “衝動“ をちゃんと汲み取ろうと思う。言い訳や分べつが邪魔をするのだけれども。

『コーラスライン』を観たあの日には、プロになる道筋など見える筈もなかったけれど、大いなる力にちゃんと導かれ、また自らの夢を導いたのだから。

自分を導く〜・・自分で書きながらちょっと胸が高鳴りました。😉✨✨

果てない空へ、自分を導こう・・・。

1994年『レ・ミゼラブル』コゼット役の時。
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