🔷心と身体と

東京都の『アートにエールを』に企画参加する為に、舞台のダイジェスト版『マリーと7色の部屋』のお稽古で、久しぶりに楽譜と向き合って 大変充実した時間を過ごしています。

今回は昨年の公演のダイジェスト版、という事なので ポスターもチラシもありませんが、前回のものを持って一枚パチリ❣️

ダニエル役の柳瀬大輔さんと。

今回も相棒は、デビューして27年の付き合いになる柳瀬大輔くん・・笑

作曲の高崎さんは、芝居の劇版制作(舞台の挿入曲など)も多くてがけていらしゃるので芝居に造詣が深い方で、楽曲解説はとても愉しい時間です。

私がいた劇団四季では、登場人物の心理の変化を “折れ “ と呼び、各自が台本や譜面を研究して、それらを汲み取って自分の内に入れて行く作業をしてゆく訳ですが、高崎さんはまた違ったアプローチをなさるので お話しが楽しいです。

タクトを振る高崎さん。巨匠っぽく撮ってみました‼︎

ただ意欲はとってもあるのに、自粛中にサボってばかりいた私の声は、低音があまり鳴らなくなってしまって困っています・・😅

コロナで恐怖に慄いていた、という訳ではなかったのですが、意欲に溢れていたでも無く。

声を出すのがとても億劫になっていた数ヶ月・・。

先日、お稽古の休憩中、こんな話をしていました。

自粛中は皆さん、どうも気落ちしてしまったよね・・と。

舞台に立つ私たち(いわゆるフロントマン)は、コロナでその機会が奪われてしまったので、さもありなん・・という訳ですが、自宅で作曲や編曲をする高崎さん等もそうであった、と言うのです。 籠もって作業するのだから通常と変わらない作業である筈なのに、何故でしょうね・・と。笑

結局、私たちは心と身体が本当にリンクしていて、様々な事を感じながら行動をしている訳で。心が傷つき、気落ちした状態なのに、頭だけが身体だけが 冴え渡る訳もナィ・・。

そして表現活動というものは、そんな事も含めてそのまま 表現すれば良い訳ですが、息を吐き出すと言う事は、大きなエネルギーを伴うものだと再認識。

なので逆手にとれば、歌っていれば 嫌でも元気になる❗️とも言える訳です。笑

歌う事はホントに全身運動ですからね~🎵🎵

九州ではまたもや水害が。

自然の猛威の前ではちっぽけな私たちですが、自分に出来る支援を、と考えています。

どうしても気落ちしてしまうけれど、明日が我が身なのです。

全国で支援したいと願っている者がいる事を、知って欲しいです・・・。

そして被災した方々の唇にも、歌が戻ります様に・・😊✊✨🌈

『マリーと7色の部屋』の動画アップは来月以降になりそうです〜。
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