恥じて死ね?究極の美意識!

毎日暑いですね??先週までは近代戯曲勉強会があり、あまり暑さを感じていなかった私、、集中の威力って凄いです( *¯ ꒳¯*)✨

恩師である86歳の演出家· 中村哮夫先生との勉強会、近代戯曲研究会。第3回目である今回は、泉鏡花『天守物語』を選び、ひと月かけて全5回で学びました。
(この勉強会は、俳優としてのブラッシュアップとして、私が大切にしている学びの時間です。)

中村先生は 鏡花の半生や時代考証、独特な美意識で書かれた文体を紐解いて下さり、最後まで充実した学びの時となりました。
泉鏡花は、沢山の戯曲を残していますが、生前はあまり評価がされなかった様で、玉三郎様が好み今ではよく舞台化されていますが、中村先生が『山吹』を上演した事が大きなきっかけとなった様です。

金沢出身の鏡花。父親は工芸品の彫り物師。その父がしてきた緻密な作業の様に、鏡花の台詞も表現する為には、身体に刻んで、彫り込んでいかなくてはならない…。そして「ここにはないものへの憧れ」!
中村先生の講座は深くて溜息が出る程です。
そして泉鏡花の素晴らしい台詞を喋る事が出来る幸せを噛み締め、それを喋る支えが、自分の内に培われてきた事を感じられた事も また嬉しく‥。

物語りの主人公、富姫が語る台詞は美しい。かの三島由紀夫氏は、そのあまりの美しさに感嘆し、驚愕し。この様な言葉を紡ぐ鏡花に比べたら他の戯曲作家なぞは『恥じて死ね!!』と、のたもうたらしい!!!
そんな事やらを師から伺って、何か痛快な気持ちがしてしまう私は、一体何目線??

私の個人的な気付きと言えば、後半の富姫の熱情を表現する息遣いが難しく苦労した事。また『台詞の心情を整理し過ぎている』と指摘され『曖昧模糊のまま、混沌のままの息遣いで喋れ!』と言われても なかなかその勇気が持てなかった事など、色々と。
が、学びの時間そのものが楽しく、愛おしくてたまりません。終わってしまうのが寂しい‥

そして、私の独断と偏見で声をかけた様々なフィールドの仲間たちが、この趣旨に賛同して集まって下さり、また共鳴しあえた事に感激しました。特に文学座のベテラン、鬼頭典子さん、素敵な図書之助に成長していったコンボイの佐久間雄生くん、有難う( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )❤︎
そして素晴らしい稽古場をお貸し下さいました浅利慶太演出事務所の皆様にも、心より御礼申し上げます。

   (写真に入れなかった方々があと4名います)

さぁ次回は何を学びましょう?考えるだけで ワクワクします~♪♪

そして、恩師が老け込む暇など持てない様に、まだまだ御迷惑をかけながら、勉強会に引っ張り出していくつもりです !!
中村先生、さぁ 次は何を?? 

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